腰痛に最適な椅子、アーロンチェアとは

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腰痛に最適な椅子、アーロンチェアとは

「今度、椅子を買おうと思っているの。」
「私、腰痛があるでしょ。家でパソコンしていると腰が余計に痛くなるんだよね。仕事じゃないからそんなに長くはないけど、それでも1日に3~4時間は座ってると思うの。でも、ほとんど毎日だと結構な時間になるし、腰が楽になるなら、ちょっと高くても長い目で見るといいかもって思っているのよね。」

HANA
TAO

「毎日のことだと椅子選びは大切なことだよね。よく、腰痛に最適とされているのは アーロンチェア って聞くけど、この際一緒に調べてみよう。」

この「腰痛に最適な椅子 アーロンチェアとは」では、アーロンチェアについて、その特徴やほかの椅子との違い、欠点も交えて調べてみました。

アーロンチェアの良いところ

アーロンチェアの良いところ

アーロンチェアは腰痛の方の椅子選びの最高峰として名を馳せていますよね。

実際、購入された方のブログ等でも、”快適な座り心地、まったく疲れを知らない、腰が痛まない”などのコメントが寄せられています。

本当にそうなのでしょうか?

アーロンチェアの特徴


アーロンチェアはハーマンミラー社の高級多機能なデスクチェアです。

しかも、人間工学に基づいて制作されているため、研究の粋を集めたものとされています。

そのためか(?)、NY(New York)近代美術館で「永久コレクション」としての地位を得ているようです。

座面は適度な弾力があり高級シートに座った落ち着きがあるとともに、カクカクとした低価格帯の椅子とは違ったフワッとした リクライニング機能が高級感を感じさせてくれます。

このガタ付きのなさが、安心・安全感を提供してくれるのでしょう。

また、シートの前面が下に向かってカーブしていることで、長く座ると太ももの裏面のうっ血感が軽減される機能を備えています。

わたくしは、椅子の上で胡坐をするので、この機能の恩恵にはあまり預からなそうですが、・・・。

さらに、首から肩・腰・膝・足を軸にした自然な動きが可能となる「キネマチルト」(特許取得)によって、リクライニング時の体のバランスを調整してくれます。

そのためでしょう。口コミで8時間以上座っても全然疲れないと、座り心地のよさが人気を得ているようです。

中には、それまで腰痛だった方が、アーロンチェアに変えて、1日中パソコン作業をしても、一度も腰痛になったことがないとのコメントまであるようです。

腰椎のカーブを保持する2種類のサポートタイプ

腰椎のカーブを保持する2種類のサポートタイプ

ランバーサポート型

腰部のカーブを保持できるように骨盤を支える機能です。

ポスチャーフィット型

ランバーサポートを進化させ骨盤のしっかり受け止めヒトの立位の状態を保持するように、背もたれの下部分と骨盤部分の生理的なカーブを隙間なく保持することで正しい背骨のカーブを維持できるように骨盤をサポートします。

進化させた分かどうかはわかりませんが、ランバーサポートに比べると若干価格が上がります。

どうせ選ぶなら、進化型であるポスチャーフィットの方がよさそうですね。

太もも裏の血流に配慮した前傾ティルト機能

太もも裏の血流に配慮した前傾ティルト機能

通常の椅子ではお尻を深く座らせ、背もたれのカーブに背中を添わせるために座面がやや後方に傾斜しています。

そのため、作業をしようと前のめりになると太もも裏の圧迫が強くなって、立ち上がると膝裏の上に赤く圧迫痕ができますよね。

しかも、作業をするために前のめりになりにくくなっているのですが、これが作業効率が悪いんですよね。

さらに、無理して前のめりになると、骨盤は後ろに倒れて(後傾)いるのに体幹は前傾するので、腰の部分から過度に屈曲した状態になってしまい、腰が異様に痛くなる原因を作ってしまちゃいます。

じつは、これが原因かなと思ったりします。

実際、わたくしは椅子の上で胡坐をするので、この腰が過度に屈曲した状況になっているのですが、終わった後は腰が痛重いんですよね。


アーロンチェアは、この前傾ティルト機能を有していながら、しかも腰と背中のサポート機能が有効に働くんです。

ここが、高級たる所以でしょう。すごい。

でも、この前傾機能、通常座る場合には逆に座りにくいんですよね。

この点もしっかり配慮してあって、レバーを用いて切り替えが可能です。

しかも、椅子の横にあるので座ったまま簡単に切り替えることができることもよく考えられてるなぁ、と感心させられます。

びっくり仰天の12年間のロング保障

びっくり仰天の12年間のロング保障

ハーマンミラーあるいはその正規代理店からの購入の場合、12年間の保証が付きます。

しかも、劣化や消耗部品もその多くが無償修理・交換の対象となっているのです。

どんなに高級車でも消耗部品の無償修理・交換の対象になっている例はないと思いますので、本当にびっくりです。

車でも毎日乗っても、1日中となるとごく限られてますよね。しかもそういう方は、補償の対象外ではないでしょうか。

それを考えると、アーロンチェアはどこまで自社の製品に自信を持っているのかと、企業の製品に対する絶対的な自信を垣間見る一面でもあります。

でも、それで買い替えが減少したら、企業自体存続できるのかとちょっと心配したりもします。余計なお世話ですけどね。

いいところばかりではないアーロンチェア

いいところばかりではないアーロンチェア

機能と引き換えにしているのが重量でしょう。

約20Kgはあります。

重量感がゆえに多機能を備え、安心・安定感を生んでいるともいえるのですが、一旦設置してしまえば早々う持ち運ぶものではないのですが、玄関から書斎まで運ぶとなるとこの20㎏は腰にくるほどの重労働を強いられます。

一瞬、何のためにアーロンチェアを購入したのかわからなくなってしまいそうです。

他の高級チェアでも機能が増えるほど同様に重くなるので、このアーロンチェアが特別重いわけではないのですが、展示場で試し座りはするけど持ち運びを想定して抱えてみることはないので、選択の際には一度試しておくことをお勧めします。

次に、ヘッドレストがない点は意見が分かれそうですが、欠点にあげます。

わたくしは、書斎での作業につかれると椅子の上でうたた寝をするのですが、この時、ヘッドレストが大いに役立ちます。

以前、肩甲骨下までのバックレストの椅子では作業は快適に捗りましたが、しんどくなったら机に伏せた状態で休まなければならないのです。

これはこれでいいのですが、なんだか受験生のようで・・・。

まぁ、作業は捗るので、椅子に快適さを求めすぎてはいけないとの思いもありますが・・・。

まとめ

まとめ

腰痛対策としての椅子選び、特に最高峰の誉れ高きアーロンチェアについて考えました。

実際にフカフカの柔らかいだけの椅子と比べると程よい硬さとしっかりしたサポートを感じつつ、優しさを感じます。

不思議ですが、これが高級感というものでしょうか。

アーロンチェアと知って座るからか、高級チェアと知って座るからかはわかりませんが、明らかに他の椅子とは一線を画しているのは事実です。

「安物買いの銭失い」
値段が安いものは品質が悪いので、買い得と思っても結局は修理や買い替えで高くつくということ。
良いものを永~~く使うと、一日に換算すると安いのでは、・・・。

腰痛に悩まされる時間、治療にかける時間と費用、いい椅子にしとけばと後悔する時間、再度買いなおす時間と手間、効率の良さによって得られるクリエイティブ感、短縮された時間、充実した感覚、所有している満足感などいろいろ比較してみてはいかがでしょうか?
POINT ・腰痛対策としてのアーロンチェアについてまとめた
・高級たる所以としての多機能性
・人間工学が腰をしっかりサポート
・高級であるがための犠牲となった重量
・作業効率を取るか快適さを取るかヘッドレストの有無



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悠々自適な経済的自由人に憧れながらも、人として何ができるか模索の毎日です。修士課程で複雑系システムに魅了され頑張らない人生が理想です。

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