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はじめまして、Tao(タオ)です。
このページに訪れてくださった方、数あるページからこのページを見てくださり、ありがとうございます。
でも、このページを訪れたということは、本当に腰痛に悩まされている、ということですね。
そんな方に、どのようにしたら役に立つことができるのだろうか。
単に、事実だけを書き記したページだけであれば、いくらでもあると思います。
でも、わたくしが知っていることが、少しでも役に立つのであれば、ここに書かれている内容が信頼できるものである必要があります。
では、どうすれば、信頼されるのでしょうか。
しかも、ネットという顔の見えない状況で、訪れた人に信頼されるには。
もちろん、書かれている内容が正しいことはもちろんですが、すべてが正しいとは言えないこともあるのです。
事実、わたくしが学生時代に教科書で学んだ内容が、臨床に出て否定されたり、うまくいかなかったりすることが多々あるのです。
ただ、それは、ワザとではなく、当時はそれが真実だったのです。
しかし、臨床を重ね、様々な方が研究され、一つひとつを解明することにより、明らかにされていったに過ぎないのです。
このページに書かれている内容も、数年後には否定されることもあるかもしれません。
ですが、現時点でわたくし自身が臨床の中で感じたこと、気づいたこと、調べたことをもとに一緒に考えていきたいと思っています。
そして、そんな方に、わたくし自身をよく知ってもらうことが、このページに書かれていることを一緒に考えることにつながるとと考えました。
この道を選んだのは、高校3年生のころ。
進路に迷って、親戚の叔父さんの仕事を見学しに行ったことがきっかけです。
それまで、理学療法士という仕事があることすらも知りませんでした。
高校3年生の夏休みですから、進路を考える時期はとうに過ぎてますよね。
友達は、すでに進路を決め勉強をしたり、就職を決め残りの学生生活を楽しんだりしていました。
私も、勉強は苦手だし、高校の先生の勧めもあり、就職を考えていました。
それに、早く社会に出て、お金を稼ごう、と思っていたのです。
ところが、いざ就職に向けて勉強しても、なんだかしっくりいかない。
自分は、本当に何になりたいのだろう。
自分に適した仕事とは?
そんな時に、親に相談したら、気分転換もかねて叔父さんのところに行ってみたらといわれて、遊びもかねて見学したのが理学療法士の仕事でした。
見学して電気がビリビリっと走った・・・、
なんてことはなく、大変そうだなと感じたのが正直な感想です。
ですが、昔読んだBJ(ブラックジャック)を思い出したのです。
黒男が小さいころに手術をして手や足を懸命に動かして歩けるようになり、手を動かせるようになった話です。
そこには、医師が手術台の上でメスを握って、難しい治療を行って治すこととは違った感動がありました。
もちろん、医師になるだけの学力がなかったのも事実ですが・・・。
それでも、本間先生と黒男との、ただ優しいだけの関係ではなく、将来を考えたうえで何が必要なのを問う優しさを感じることができました。
それがきっかけとなったのでしょう。
高校の先生からは、「お前の学力ではリハの学校は無理だ」と言われながらも、就職から進学に切り替えて受験勉強をしたのです。
どういうわけか、受からないといわれ、当時高倍率の入試を潜り抜け、リハビリの学校に通うことがかないました。
これが、この世界との縁の始まりです。
いまでも、この仕事が本当にいいのか?
と、思うことはしょっちゅうあります。
しかし、この理学療法という仕事は、医者がメスや薬を使って患者の病気を治すように、理学療法という手段を使って患者を治していると自負しています。
腰痛などの症状を抱える人のなかで手術をする方は数パーセントにすぎません。
その手術をした数パーセントの方も手術の後にリハビリをすることがなければ、日常生活への復帰は苦労を強いられます。
まして、手術をしない方はだれが治すのでしょう。
痛み止めやシップで治すのでしょうか?
私は、理学療法によって手術した観血的治療を受けた人も手術しなかった保存療法の方も治療することができる医療に携わる者=治療者・施術者であると思っています。