腰痛になりやすい人の特徴
- デスクワークで同じ姿勢をとることが多い人=座位は立位よりも腰部へのストレスが高く、デスクワークのため運動不足による筋力低下と、脚を組むなどで腰にストレスがかかっている。
- 1日中硬い地面の上での立ち仕事の人=地面からの衝撃と上半身の重さを腰で受け、腰部にストレスが常にかかっている。
- 猫背の人=姿勢が悪く、頭部を含む上半身の重さを脊柱のS字カーブで逃がすことができず、腰にストレスがかかっている。
- 肉体労働で重いものをもつことが多い人=慢性的に腰にストレスがかり、相対的に筋力が低下している。
- 体が硬く、血行が悪い冷え症な人=筋肉のパンピング作用にて血液を循環させ、ストレスを受けた組織の修復が十分できない状態。
心当たりがあるでしょう?
仕事をするわけですから、当然立ったり座ったりと様々な姿勢をとりながら行っているでしょう。
だからと言って、みんながみんな、腰痛があるかといわれれば、そうでない人もいるのです。
その違いは、何でしょう。
正解は、柔軟性と筋力なのです。
どんなに筋力があっても、毎日ずっと一か所に負担がかかってしまうと、いつかは故障につながります。
一滴一滴の雨水が岩をも穿つ、ではないですが、一回一回のストレスがどんなに小さくでも、それが1日中毎日、何年も繰り返されると何れ壊れてしまうのです。
そうならないようにするためには、そのストレスを満遍なく散らすことです。
そう、柔軟性をもって、ストレスの係る場所を度々に変えることが故障になりにくい状態を作るのです。
当然、ストレスに耐えうるだけの筋力と筋持久力を備える事も大切です。
しかし、強いだけの筋肉では、柔軟性を欠いてしまいますので、両方をバランスよくトレーニングすることが必須です。